【はじめに】
お手伝いしている大学の先生から1冊の本をいただいた。『NO SIGNAL』。たくさんの写真と少しの文で構成されていて、2時間もあれば275ページを読破できる。
街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方。どの方の暮らしも「便利」とか「合理的」という言葉からはほど遠く、「厳しさ」を感じるものばかり。
でも何故か豊かさに満ちあふれている。写真で見る10人の方には研ぎ澄まされたような美しさがある。歳をとったら都会に住むのが一番と考える自分には今の生活を捨てて自然の中で・・・というのは絶対できない暮らしだけれど、憧れはある。
この本のあちこちで1854年に出版された『ウォールデン 森の生活』の中の言葉が引用されている。100年以上前に出版されたものだけれど、新しいというか今の世の中に通じる言葉ばかり。語彙が貧弱で良い言葉が見つからないのだけれど、正しい?ものはいつの時代でも揺るがないのだなと感じた。是非全文を読んでみたい。
便利な所に住みながらこの10人の方達に少しでも近づくことができるとすれば、シンプルに、とにかくシンプルに生きようとすることかな。(林)
【センター行事・講座】
■NIKI教室
10月6日・20日(木)10:00-
□十日会&むらさきつゆくさの会
10月8日(土)13:00-
■糸杉の会
10月19日(水)13:00-
□オカリナ教室
10月・11月はお休みです
■フラワーアレンジメント
10月13日(木)10:00-
□ヨガ同好会
10月5・12・19日・26日(水)10:00-
●○会議・定例会利用その他○●
・こども食堂
10月28日(金)16:30-
・キッチンカー出動
10月 1日(土)12:00- 川中豊町県営住宅
10月28日(金)12:00- ご近所キッチンカー
★☆★関連行事・行動★☆
※イベントを掲載しておりますが、中止や延期になっている場合があります。ご確認の上お出かけください。
東田エアシネマ(オンデマンド映画館)
レンタル:1日1000円(ご購入から24時間視聴可能)
1週間1500円(ご購入から7日間視聴可能
【トークセッション】『人権新時代』―すべてのヒトが尊重されるために―
10月1日(土)13:30-
クローバープラザ1階クローバーホール(春日市原町3-1-7)
谷口真由美(大阪芸術大学客員准教授)・上川多実(BURAKU HERITAGE)・西田昌矢(西日本新聞朝倉支局長)・ 山口新太郎(西日本新byん社会部)
※要申込
主催:福岡県人権啓発情報センター
9条の会・北九州憲法ネット総会&川田忠明氏講演会
『憲法をめぐる重大局面と運動の展望ーウクライナ危機の教訓を踏まえ―』
10月1日(土)13:30-
北九州市立商工貿易会館(北九州市小倉北区古船場町1-35)
参加費:500円
主催:9条の会・北九州憲法ネット
秋の市民フェスタ2022
未来へつなぐ~地球市民としていまできること~
10月1日(土)10:00-16:00
市民活動団体による活動紹介&ワークショップ
10月2日(日)11:00-/14:00-
サステナブルファッションショー
シーモール2階サンパティオ(下関市竹崎町4-4-8)
入場無料
※同時開催
市民活動団体&SDGsパネル展 9月29日-10月6日まで(シーモール1階コンコース・2階セントラルコート)
主催:しものせき市民活動センタ―ふくふくサポートフラップ(電話083-231-1826)
男女共同参画講座「地域介護と女性らしさ、男性らしさ」
10月 8日(土)14:00-16:00(下関市勝山公民館)
10月29日(土)14:00-16:00(菊川ふれあい会館アブニール)
講師:桶本健児(認知症カフェ「展望喫茶 蘭」スタッフ)
定員:各40人(先着順)
申込:下関市人権・男女共同参画課(電話083-231-7513・FAX083-231-1437)
【上映会】『LGBTsの子どもの命を守る学校の取組』
10月8日(土)13:00-
北九州市立大学北方キャンパスC201号室(北九州市小倉南区北方4-2-1)
主催:「あっカラフル」プロジェクト
人質司法からの脱却~STOP!恣意的な身体拘束
10月8日(土)13:30-
北九州市立大学北方キャンパスC201号室(北九州市小倉南区北方4-2-1)
パネリスト:山岸忍(プレサンス事件の冤罪被害者)・秋田真志(弁護士)・青木理(ジャーナリスト)・斎藤司(龍谷大学教授)
主催:福岡県弁護士会
教育現場におけるSOGl多様性推進セミナー~学校現場からの実践報告
10月8日(土)14:00-
パネリスト:ROSE(LGBTQ任意支援団体I’m me代表理事)・角沖悠花(久留米市立良山中学校)・高倉健太郎(中間市立中間東中学校)・小野アンリ(NPO法人Proud futures代表理事)
主催:「あっカラフル」プロジェクト
ロシア・ウクライナ戦争と日本の懐憲運動『戦前回帰の願望』(カルト)から人々が解放されるには
10月10日(月・休)14:00-
大牟田文化会館研修室(大牟田市不知火町2-10-2)
講師:木村公一(牧師)
参加費:500円
フードバンク山口いわくにステーション「実現」に向けた企業・団体向け説明会
10月12日(水)19:00-
岩国市民文化会館 小ホール(岩国市山手町1-15-3)+ オンライン
定員:50名
申込締切:10月5日(水)
問合せ:岩国市社会福祉協議会 担当:粟屋(電話:0827-63-3022・FAX:0827-63-3544・Mail : yuusibu@iwasha.jp)
主催:社会福祉法人 岩国市社会福祉協議会
山福朱実の版画と記録『山福印刷と樹の実工房』
10月14日(金)-11月13日(日)11:00-18:00(月曜日-木曜日・前日までの予約制)
Operation Table(北九州市八幡東区東鉄町8-18)
・10月16日(日)18:00- 大西暢夫(写真家・映画監督)× 山福朱実トーク + 末森樹ギター
参加費2000円(1drink付)
・11月13日(日)15:00- 上野朱(山福印刷印刷機解体の仕掛人)× 山福朱実トーク + 末森樹ギター
参加費2000円(1drink付)
コミセンわじろ第3回憲法学習会『東アジアの平和と日本国憲法ーASEANの敬虔に学ぶ』
10月14日(金)14:00-
コミセンわじろ(福岡市東区和白丘1-22-27)
講師:石川捷治(九州大学名誉教授)
主催:選挙に行こう1区市民連合
しものせき市民活動センタ―講座・セミナー
◆SDGsを理解して下関の未来を考えよう!
「下関のエネルギーを一緒に考える」
10月22日(土)13:30-
講師:牛房義明(北九州市立大学教授)
申込:10/15(土)までに電話(083-231-1826)
◆市民活動、これだけは!
「地球の中で何ができるかを考えてみませんか」
11月12日(土)13:30-
講師:古賀桃子(ふくおかNPOセンタ―代表)
申込:11/5(土)までに電話(083-231-1826)
場所:どちらも、しものせき市民活動センタ―(下関市竹崎町4-4-2)
問合せ:しものせき市民活動センタ―(083-231-1826)
定員:50名
対象:どなたでも参加可能
講師:山口県男女共同参画課職員
受講料:無料
持参物:筆記用具
申込:生涯学習プラザ窓口・FAX:083-242-6234・E-Mail : jigyou@s-dreamship.jp(1件の申込につき2名まで)
主催:下関市文化振興財団
日本社会はなぜ排他的なのか?
10月22日(土)14:00-
福岡市中央市民センタ―第一会議室(福岡市中央区赤坂2-5-8)
講師:岡本雅亨(福岡県立大学教授)
参加費:1000円(学生500円)
主催:PP21ふくおか自由学校
中村哲ドキュメンタリー「荒野に希望の灯をともす」上映 + トーク(川口拓真)
10月23日(日)10:30-
西鉄ホール(福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージビル6階)
「紛争地、被災地の声を写真で伝える」
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
※要申込
主催:ハートスフフェスタ福岡実行委員会
◆同時開催 11:00-「安田菜津紀さん写真展」「中村哲さん活動展」ソラリアプラザゼファ
「ねえ、きいてっちゃ!子どもの声と多様な学び」
10月28日(金)9:00-
リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区浅野2-14-2)&オンライン
講師:喜多明人(早稲田大学名誉教授)・瀬口和幸(福岡県立ひぎき高等学校長)・坂本規久子(特定営利活動法人BeWith代表)・髙橋英輝(北九州市教育委員会学校教育部長)
主催:九州弁護士会連合会
「今、私たちにできること」―災害伝書10年プロジェクト講演会ー
10月29日(土)9:00-12:00
下関市勝山公民館(下関市秋根南町2-4-33)
講師:島田福男(仙台市連合町内会長会会長)
定員:30名程度(先着順)
申込:10月17日(月)までに電話かFAXで。
問合せ:下関防災危機管理課(電話083-231-9333・FAX083-231-9966)
バリアフリー映画会
「くちびるに歌を」
10月30日(日)13:00-15:30
下関市立山の田中学校体育館(下関市山の田本町8)
定員:200人(先着順)
申込:10/16(日)までに電話(090-2803-3301)・FAX(083-250-6088)・メール(barrierfree@gmail.com)へ。
問合せ:下関市障害者支援課(電話083-231-1917)
子ども虐待防止 オレンジリボン運動
下関オレンジリボンアクション2022
10月30日(日)14:30-16:30
・オレンジリボンたすきリレー(唐戸周辺)
・ちびっこ広場
・オレンジイルミネーション点灯式(はい!からっと横丁観覧車他)
主催:オレンジリボンたすきリレーin下関実行委員会
問合せ:なかべこども家庭支援センター「紙風船」(電話083-250-8721)
【上映会】「テレビで会えない芸人・松元ヒロ」
10月30日(日)14:10-/16:00-
大牟田文化会館小ホール(大牟田市不知火町2-10-2)
料金:一般1000円(当日1200円)、中高生500円、小学生以下無料
主催:9条の会・おおむた
参照
【広島・ハチドリ舎】
hachidorisha.com/events/2022-09/
【編集後記】
先日、センタ―に久々に古い仲間が若干名集まって「食事会」を行った。コロナ前は林神父の誕生祝いとか「出会いの祝祭」とか、正直よく飲んでいた。今回も林神父とセンタ―農園長94歳の誕生を祝った形だが、いつまでも収まらないコロナに業を煮やした感もある。集まれば昔話から国葬の話まで広く、時には深く語り合い、楽しい時間はあっと言う間に過ぎていった。やっぱりセンタ―は集いの場=ロクスなんだとつくづく感じた。
その中に一人の若い客人が混ざっていた。韓国の大学院で学んでいる長崎出身の方で、下関の在日の歴史をテーマに、特に帰れなかったのか帰らなかったのか、そして留まってどうだったのか、を文化人類学的アプローチで研究に取り組むために、センタ―を拠点として活用してくれるとの事。以前の様に大人数の学生が宿泊して活動することは躊躇われる昨今、この様な利用は望むところだし、センタ―が下関の在日の歴史研究の場となることは願ったり叶ったりだと感じる。おおよそ70年前の事を聞き取り調査するのは最後のチャンスかも知れない。ぜひ良い研究成果を残して欲しい。そして文化人類学的アプローチの肝はやはり「出会い」の積み重ねである。皆さんの力を貸してください。
尚、学生への連絡は研究補助員(笑)中井神父まで・・・かな?(大城)
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