【はじめに】
絵の教室、昨年のバタバタからようやくリズムを取り戻すことができた。気持ちの余裕ができると少し意地悪をしたくなるので、久々に子どもたちが嫌がるデッサンを始めた。いつも通り、上手に描くのではなく、よく観ることに重きをおいている。観る力がつけば、いろんな発見もあるし、考える力もついてくる。デッサンのモチーフは子どもたちの人数分の種類を用意し、くじ引き(あみだくじ)で決める。じゃんけんしてくじを引く順番を決めて。何があたっちゃうのか子どもたちはどきどき!しかもあみだくじの先には者の名前が暗号で書いているものだから、自分の目の前に置かれるまで何がやってくるかわからない。暗号から、『きっと◯◯に違いない!』とか想像している顔を見るのも楽しみ。この方法、意外と『つかみはOK!』という感じになる。しめしめ。
「あー□□ちゃんのが良かった!」「これが描きたかった」いろんな声が聞こえてくる。最初は「描けない・・・」となかなか鉛筆が動かない子どもも、私からの小さなヒントやお友達からのアドバイスで段々前向きになっていく。お互いの描いたものを見ながら、『お!こういう手もあったか』と描き方を真似しながら、自分のものにしていく。15分~30分くらいで描きあげるのだが、できた順番に壁に貼っていく。お友達の作品を観ながら、楽しそうにいろんな意見を言いあってて。この人たちデッサン大嫌いとか言ってるけど、実は大好きなんじゃない?と感じている。なかなか良い傾向だぞ!(林ゆ)
【センター行事・講座】
□オカリナ教室
未定
■NIKI教室
3月13日・27日(木)10:00-
□十日会
未定
■糸杉の会
3月19日(水)13:00-
□フラワーアレンジメント
3月13日(木)10:00-
■ヨガ同好会
3月5日・12日・19日 ・26日(水)10:00-
●○会議・定例会利用その他○●
・日和山カフェ
今月はお休みです
・こども食堂
3月21日(金)16:30-
・キッチンカー出動
3月15日(土)12:00- 豊町
3月22日(土)17:00- 綾羅木
★☆★関連行事・行動★☆
※イベントを掲載しておりますが、中止や延期になっている場合があります。ご確認の上お出かけください。
中高生のための憲法講座『国民主権・平和主義』
3月2日(日)17:30-
大橋法律事務所()・ZOOM
講師:後藤富和(弁護士)
要申込
主催:後藤富和
人権に関するシンポジウムVol,13~共に生きる社会への実現に向けて~
3月9日(日)114:15-16:50
ふくふくプラザ5階502研修室(福岡市中央区荒戸3-3-39)
参加費:1000円(障がい者、学生証持参の方無料)
筆記用具持参
定員:2名(定員になり次第締切)
申込締切:3月7日(金)
申込:https://www.facebook.com/fukuokaoyajitai/
「戦争はしません!博多港・福岡空港の軍事化反対!沖縄・世界で抗う女性たちと連帯しよう!」
3月9日(日)14:00-
大手門パインビル2階(
講師:阿部小涼(琉球大学教授)・渡辺ひろ子(平和と命をみつめる階)
参加費:800円
主催:2025年3・8国際女性デー実行委員会)
第111回 もやい通りマルシェ
3月15日(土)10:00-15:00
銀杏案穴生倶楽部もやい通り(北九州市八幡西区鉄王2-2-36)
中高生のための憲法講座『基本的人権の原理・限界』
3月16日(日)17:30-
大橋法律事務所()・ZOOM
講師:後藤富和(弁護士)
要申込
主催:後藤富和
あけのほしカフェ@あけのほし withロクスひよりやま with六甲学院 withいのちの関門ネッツ
3月20日(木)12:00-14:30
暁の星幼稚園(下関市上田中町2-10-14)
参加無料(可能な方はカンパお願い)
問合せ:ロクスひよりやま(TEL 083-223-4585・E-Mail : junagare@hotmail.co.jp)
中高生のための憲法講座『包括的基本権・法の下の平等』
3月30日(日)17:30-
大橋法律事務所()・ZOOM
講師:後藤富和(弁護士)
要申込
主催:後藤富和
参照
【広島・ハチドリ舎】
hachidorisha.com/events/2025-3/
【編集後記】
1990年、天皇代替わり後の未だ何となく言論の自由に閉塞感があった頃、下関の行動とことばをつなぐ機関誌「海」が創刊した。当初は「こどもの広場」で印刷発行していたとのこと。いつから下関労働教育センターで印刷するようになったかは知らないが、私にとってはセンターでの作業のイメージしかない。当時私は反アパルトヘイト運動、その後東ティモール独立支援運動に懸命で、しかも93年ごろからは下関・東チモールの会の会報の編集でいっぱいいっぱいだった為だろうか、関わってこなかったが、東ティモールが独立し、会報を出す頻度が激減した2002年頃からだろうか、少しずつ「海」の版下作りに携わり、2010年過ぎからは本格的に関わり、2012年には半分の版下を作るようになり、どんどん比率が高まり最終的には全ページの版下を作成するようになった。そして今月、35年続いた「海」の発行が終わりを迎えるはずだった。ところが、どうしても掲載したかった執筆者が入院加療の為、原稿を入手できず、やむをえず後日号外で送付することになった。創刊から関わり、「海」を愛してくださった方なので、どうしても皆様にお届けしたいと願い、一日も早い快復を祈っておりました。幸い、既に執筆ずみであった為、先日原稿を入手し、また病状もなんとか落ち着き、本人に確認できる状況まで改善しました。3月中に皆様の元にお届けしますね。
私が「海」に関わるようになったのは、東ティモール、三年前に連載途中で亡くなった同級生大倉純子、祝島カヤック隊で活躍した面々、山口県立大学・下関市立大学等の国際協力関連のメンバーとのつながり故で、当時はもちろん、この一年、いろんな形で寄稿していただき感謝している。どうしても連絡先がわからなかったり、立場上執筆がかなわなかった方もいて申し訳ない。
いずれにせよ、センターのもう一つの顔とも言えると自負する「海」は終わります。そこに関わってこれたことを幸せに思うとともに、これからのロクスひよりやまのもう一つの顔を共に生み出して行きましょう。(大城)
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