11月 21, 2024

「海峡からの風」電脳版 第215号

【はじめに】

 のろのろと迷走している台風10号、下関市は大きな被害はなかったのですが、報道で強風と大雨による各地の甚大な被害を目にし、心がいたみます。そしてこのノロノロ台風は、今もなお大雨を降らせ続けています。大きな被害になりませんように。祈ります。

 ところで、毎月私の文章を読んでくださっている方は何となくわかっていると思いますが、私は自己肯定感がとても低いのです。どうしてこうなったのか・・・と考えてみると、多分ですが・・。

 私には5歳はなれた姉が一人います。とにかくできがよかったのです。勉強も、運動も、ピアノも、とにかく何でも。両親からは比較されたことはないのですが、何でもできる姉は一番身近にいる憧れの存在でした。よく真似をしていました。でも同じようにできるわけもなく、比較しては、どんどん自信をなくしていったのではないかと思います。今となれば5歳もはなれているのだから、小さいころの5年の差はとても大きいのだから、同じようにできなくて当たり前ということがわかるのですけど。年金を受け取るような年齢になって、ようやくみんなそれぞれ違うんだからと思えるようになってきたところです。

 これからはもっと前向きに、自分に与えられたものをいろいろな場所で存分に使っていくことができますように。(林ゆ)

                                                                                                                                                              【センター行事・講座】

□オカリナ教室

 今月はお休みです

■NIKI教室

 9月5日・19日・26日(木)10:00-

□十日会

 9月14日(土)13:00-

■糸杉の会

 9月18日(水)13:00-

□フラワーアレンジメント

 9月26日(木)10:00-

■ヨガ同好会

 9月4日・11日・18日・25日(水)10:00-

●○会議・定例会利用その他○●

・日和山カフェ

 今月はお休みです

・こども食堂

 9月27日(金)16:30-

・キッチンカー出動

 9月21日(土)12:00- 豊町

 9月28日(土)17:00- 綾羅木

・ニッコリ会

 9月24日(月)13:00-

★☆★関連行事・行動★☆

※イベントを掲載しておりますが、中止や延期になっている場合があります。ご確認の上お出かけください。

関東大震災朝鮮人虐殺101年目の追悼集会

9月1日(日)15:00-

田川石炭記念公園(田川市伊田2734-1)

中高生の為の憲法講座第7回 経済的自由権・人民の自由・参政権・社会権

9月3日(火)18:00-

大橋法律事務所(福岡市南区大橋1-8-19)

講師:後藤富和(弁護士)

要申込(中高生限定)

なかったことにされる水俣病

9月7日(土)14:00-

あいれふ8階視聴覚室(福岡市中央区舞鶴2-5-1)

講師:井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センタ―研究員)

参加費:1000円(学生半額)

主催:PP21ふくおか自由学校

’今’の福岡の多文化社会を伝える

2024福岡インターナショナル中秋フェスティヴァル

9月7日(土)・8日(日)

BRUANCH博多パピヨンガーデン(福岡市博多区千代1-2-1)

主催:一般社団法人福岡国際市民協会

イスラエルをボイコットしよう!福岡集会

9月7日(土)14:00-16:00

大手門パインビル(福岡市中央区大手門1-1-12)

基調講演「ガザ1年を前に思う」 Nora

語り「長崎原爆と長崎原爆2個分の爆弾を落とされたガザ」 吉崎幸枝

アピール「イスラエルボイコット運動を広めよう!」 沖園リエ(福岡パレスチナの会)

    「イスラエルのドローン輸入は国際法違反」 吉田幸一郎(国際弁護士)

異文化理解講座~ふしぎの国のエリトリア~

9月8日(日)14:00-

生涯学習プラザ(下関市細江町3-1-1)

講師:アブラハム・メルス(留学生)

定員:25名(先着順)

※小学生以下は保護者同伴

料金:1200円

申込:9月5日(木)までに電話またはメールで(しものせき交流ねっと)

   TEL : 090-2000-6521  Mail : yurikoishii901@yahoo.co.jp

担当:下関市国際課

街角トークライブ~このままでホントにいいの?~

9月8日(日)17:00-

警固公園(福岡市中央区天神2-2)

主催:市民連合ふくおか

検証 政治とカネ

9月9日(月)18:00-20:00

福岡県弁護士会館2階ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)

Zoom併用

講演:上脇博之(神戸学院大学教授)

参加費:無料

主催:福岡県弁護士会

問合せ:福岡県弁護士会(TEL 092-741-6416)

伊藤野枝メモリアル2024野枝フィールドワーク

9月15日(日)12:45 JR今宿駅前集合

要予約

主催:伊藤野枝100年プロジェクト

【上映会&トーク】伊藤野枝メモリアル2024

9月16日(月・休)10:30-

JA福岡市今宿支店会議室(福岡市西区今宿1-1-29)

上映『ルイズその旅立ち』

クロストーク~記念碑建立を見据えて~「虎に翼、そして野枝」

講師:徳永由華(弁護士)

参加費:500円(要予約)

主催:伊藤野枝100年プロジェクト

中高生の為の憲法講座第8回 国会・内閣

9月17日(火)18:00-

大橋法律事務所(福岡市南区大橋1-8-19)

講師:後藤富和(弁護士)

要申込(中高生限定)

第105回 もやい通りマルシェ

9月21日(土)10:00-15:00

銀杏案穴生倶楽部もやい通り(北九州市八幡西区鉄王2-2-36)

手話言語の国際デー ブルーライトアップ

9月23日(月・休)

はい!からっと横丁大観覧車・亀山八幡宮参道・下関市消防局庁舎

問合せ:下関市障害者支援課(①テL083-231-1917)

暮らしと人権セミナー 「金子みすゞを語り歌う」

9月25日(水)14:00-15:30

滝部公民館(下関市豊北町大字滝部字清願3397-12)

講師:ちひろ(シンガーソングライター・ラジオパーソナリティ)

申込:TEL・FAX

参加対象者:下関市内在住、在学、在勤の方

問合せ:下関市人権・男女y共同参画課(TEL:083-222-0827  FAX:083-231-1437)

【ONLINE】ふくしま復興支援フォーラム

「原発災害の避難指示解除と生業的再興の可能性―南相馬市小高区の場合ー」

9月27日(金)18:00-19:30

報告者:山川充夫(福島大学名誉教授)

申込:tkonno67@gmail.com(氏名・都道府県・市町村名・メールアドレス付記)

申込締切:9月26日(木)18:00

定員:100名

事務局:(HP) http://www5a.biglobe.ne.jp/~tkonno/FK-forum.html

    (ブログ)http://blog.livedoor.jp/tkonno_2012/

おばけの人類学 台湾で鬼になった日本人

9月28日(土)13:40-

福岡市立中央市民センタ―第一会議室(福岡市中央区赤坂2-5-8)

オンライン配信可(HP参照)

講師:藤野陽平(北海道大学教授)

参加費:1000円(学生半額)

主催:PP21ふくおか自由学校

SDGsを考える 持続可能なよりよい社会づくり

「チョコレートから世界を見る」

9月29日(日)14:00-15:00

下関市生涯学習プラザ2階ドリームシップ学習室1(下関市細江町3-1-1)

講師:佐々木浩子(水産大学校 水産流通経営学科)

定員:20名(先着順)

参加費:無料

持参物:筆記用具

申込:9月5日(木)9:00-

問合せ:ドリームシップ(TEL :083-231-1234  FAX :083-242-6234  Mail: jigyou@s-dreamship.jp

参照

【広島・ハチドリ舎】

 hachidorisha.com/events/2024-09/

 

【編集後記】

 台風が各地に爪痕を残しつつ列島を横断縦断しています。下関は大きな被害は免れておりますが、皆さまの所はいかがでしょうか?

フードバンク山口下関地区は現在、偶々と意図的とが半々で防災備蓄食品をある程度ストックしており、いざと言うときに拠出する準備をしていたが、今回空振りに終わったことは幸いでした。

フードバンク山口は今年度、「防災備蓄品のローリングストック」と言う今一つ要点の掴めないテーマを課題として頂いております。少し期限に余裕がある備蓄品はフードバンクでストックしておくことで災害時には対象や地域の制約なくレスキューチームなどに引き渡すことができること、備蓄品は同種が一定数以上あるためこども食堂や留学生・学生支援など大人数を対象として活動している団体にはありがたいこと、そして何よりライフライン無しで飲食ができるためホームレス支援や困窮度の高い方への緊急支援に供することができること、の特徴を活かすことができるので、備蓄品を期限より3ヶ月前、可能ならば半年前に寄贈して欲しい、と言うキャンペーンを展開していきたい。その第一弾として9月1日に勝山地区で行われる防災イベントに出展する。もう一つのローリングストックとして、今回某行政機関より備蓄品のビスケット、9月期限を大量に頂いた。フードバンク山口は近年少々の量の食品には動じることが無い、それだけの配布する力をつけて来ているとは言え、正直ちょっと持て余している。企業や施設などに対して同一食品を5年毎に更新するのではなく、例えば2種類を2年半サイクルで更新すれば、いざと言うときに2種類の防災食を提供できる、そんなことを勧めて行くことになるのだろう・・・

そしていくつかのこども食堂子どもの居場所づくりの活動をしている方からも、直接フードバンク山口にも、生活困窮者支援の要請が今まで以上に聞こえてくる。それぞれの裁量で対応しているが、公的支援の狭間やその枠に収まらない方への支援のあり方を考えていく必要がある。

ロクスひよりやまを中心に〝細々と〟活動している「いのちの関門ネッツ」は3周年を迎え、12月にその辺りをテーマにしたシンポジウムを計画している。ただそれを待っている暇はないのも現実である。

手立てと協働を求めています。よろしくお願いします。(大城)